アルバイトデビューに選ばれることも多いファミレスのバイト。比較的バイト先を探しやすく、求人サイトなどでも良く募集しているのを見かけたりします。

それほど面接は難しいものではないのですが、それでも「どんな内容の質問が来るんだろう?」「服装はどうすれば……」と、受ける前には不安になりますよね。

そこで今回はファミレスバイトの面接について、聞かれやすい質問とおすすめの答え、持参するべきものや服装のポイントなどを一挙に解説します。

ファミレスのバイト面接で良くある質問

まず覚えておきたいのは、バイトの面接時にお店側がもっとも警戒しているのは「雇ってもすぐに辞めてしまうこと」です。採用してすぐに辞められるとお店側としても厳しいですね。

研修が無駄になるだけでなく、同時期に断ったほかの面接者も雇えず、再び求人をかけないといけないですから、お店からすると大変な手間がかかります。

また、実は求人誌や求人サイトに募集を出し、アルバイトを雇うのには相当な費用がかかりますので、金銭面でも負担となります。「この人ならすぐに辞めず長期的に働いてくれそうだ!」

と面接官に思ってもらうことが、採用の秘訣です。それでは早速、ファミレスバイトの面接でよく聞かれる質問を見ていきましょう。

志望動機

最初の質問として、もっともありがちなのが志望動機です。「じゃあまず志望動機から」と、面接開始の合図のように尋ねられることがよくあります。

緊張せずリラックスして面接をこなすために、あらかじめ回答を用意しておきましょう。バイト面接では「ファミレスのアルバイトを通じて社会貢献したい」というような、就職の面接ほど硬い動機を答える必要はありません。

「家(あるいは学校)の近くで一番魅力的だったので」「以前にお客さんとして来たときに、お店の雰囲気が良かったのでと当たり障りのない内容で大丈夫です。

好印象を抱いてもらうコツとして、「ほかのお店でも良いのでは?」と思われないように、「一番良かった」「実際に来てみて良かった」と応募したお店に限定された内容を伝えましょう。

NGな解答例には、「なんとなく」のようなやる気の感じられないものや、「ほかのバイトに落ちたから」といったネガティブなものが挙げられます。

バイト面接では志望動機が重視されないとはいえ、いきなりこのような回答では、「雇ったあとにちゃんと働いてくれるのかな?」と不安に思われてしまいます。

ほかの質問にも共通ですが、ここで働きたいと思っているとやる気をアピールすることが大切です。

シフト

シフトも志望動機と同様に、確実に尋ねられるであろう質問です。何曜日のどの時間帯に出られるのか、最大で週に何日くらいまで働くつもりがあるのか、具体的に伝えましょう。

もちろん、時間や曜日に融通が利くほど採用してもらえる可能性は高まります。「水曜日は夜まで大学の授業がありますが、ほかの曜日でしたらいつでも大丈夫です!」

「平日は夜のみですが、土日は昼間もフルタイムで出れます!」と、出られない時間よりも出られる時間を強調して話せると好印象です。

同じ内容でも、「水曜日は絶対に出れません!」「平日の昼間は絶対に無理です」と伝えるのとは印象が全く違いますよね。

また、受かりたいからと少しウソを伝えてしまう方もいるのですが、これはNGです。採用後にトラブルになりますので、正直に答えましょう。

年末年始等の出勤

ファミレスは休日にも営業するお店ですから、年末年始やお盆休み、GWなどの長期連休に出勤できるかどうかもよく尋ねられます。「元旦は実家に帰るため出られませんが、お盆は大丈夫です!」

など、こちらも良い部分を強調して伝えましょう。大型連休は、お客さんは多くスタッフは集まりにくいファミレスにとって難しい時期です。

出勤できる人間は非常に重宝されますので、無理をしない範囲でなるべくスケジュールを合わせるのもおすすめです。

正月など、特別な時期に一緒のシフトで働いたスタッフとは打ち解けた雰囲気にもなりやすいですから、バイト先での居心地も良くなりますよ。

通勤時間や通勤方法

履歴書に書いていることも多いですが、自宅からの通勤時間や通勤方法についてあらためて尋ねられるケースもあります。通勤方法は、交通費が出る場合に質問されやすいです。

職場が近いとバイトに通いやすく、お店側から見れば「長期的に働いてくれるかな?」と期待できます。逆に距離が遠ければ「だんだんとしんどくなって辞めてしまうかも?」

と思われがちです。距離が遠い場合には、「長時間の移動にはなれていますので、仕事には全く影響ないです!」といったように、やる気をアピールしましょう。

バイト経験

バイト経験の有無も尋ねられやすい質問です。特にホールスタッフの場合は、接客経験があると即戦力として喜ばれます。とはいえ、未経験だからといって落とされるわけでありません。

ファミレスは人手不足な場合も多く、「バイトデビューも歓迎!」と求人を出しているお店もたくさんあります。バイト経験があるならその経験を、なければ「初めてなので、しっかり勉強したいと思っています!」と熱意を伝えましょう。

なお、前回のバイトをあまりにも短期間で辞めてしまった場合には、伝えない方が良いケースもあります。その場合は「短期はあったのですが、長期は今回が初です」のような形で答えると良いでしょう。

希望職種

ファミレスの仕事は大きく分けて「ホール」と「キッチン」の2種類に分類でき、どちらが良いのか尋ねられる場合もあります。

お店によってはホールとキッチンで時給が違うケースもあるため、しっかりと求人内容に目を通しておくと安心です。もっとも良いのは「どちらでも大丈夫です!」という答えですが、希望がある方は素直に伝えましょう。

ちなみに実際に働くなかでは、シフトやお店の混雑状況次第でキッチンの人間がホールに出たり、ホールの人間が皿洗いをしたりというケースも多く、完全な分業ではありません。将来的に、希望次第でホールだった人間がキッチンになるケースや、その逆もありえます。

研修

研修があるお店では、研修期間やその間の時給について説明され、問題がないか確認されることもあります。何か疑問があれば、丁寧な口調で尋ねてみましょう。

もし研修があることだけで、時給や最大研修期間(6ヶ月など)の説明がない場合には、勇気を出して自分から聞いてみるのも大切です。

お店側としては悪気なく当たり前に時給を下げているけれど、自分は知らずに明細をもらってからガッカリした、なんてことにもなりかねません。

ファミレスの面接時、逆に聞きたい質問

研修の例のように、面接では質問に答えるだけでなく疑問をこちらから尋ねてみるのも大切です。忘れずに聞いておきたいことをご紹介します。

テスト時期に休めるのか?

学生の場合に大切なのが、テストの時期に休みを取らせてもらえるのかです。準備期間中や実際のテスト中にまとまって休めるのか確認しておきましょう。

主婦やフリーターの多いお店では快く休ませてもらえることもありますが、学生だらけのお店では、事前に相談しておかなければトラブルになるかもしれません。

学業に影響が出てしまわないよう注意しましょう。

昇給や正社員登用

こちらは特にフリーターの場合に気にしておきたいポイントです。メインの収入としてファミレスバイトを考えている場合には、1年ごとなど時給の見直しはあるのか、

過去に正社員に登用された方はいるのかなどを尋ねておくと安心できます。

社員割引やまかない

ファミレスは「社員割引(バイト含む)」や「まかない」があることも多いアルバイトです。お店によって、無償の場合も300円程度など安価に食べさせてもらえる場合もあります。

特にフルタイムなど長時間働く場合には、まかないや割引の有無は重要なポイントです。「面接でこんなこと聞いても良いのかな?」と気兼ねせず、尋ねてみましょう。

なお、まかないや割引がなかった場合にも「あったら嬉しいなと思っただけなので、大丈夫です」と笑顔で答えると、悪印象を与えずに済みます。

ファミレスのバイト面接を受ける時に準備する持ち物

次に、面接時に準備するべき持ち物をご紹介します。

履歴書

もっとも大切なのが履歴書です。基本的に面接は履歴書を見ながら進行しますので、持参しなかったり内容が乏しかったりしては、採用も難しくなります。

応募時に履歴書について説明されなかった場合も、念のため用意しておきましょう。ボールペンで丁寧に詳しく内容を記入するなど、基本的なマナーも重要です。

筆記用具

胸ポケットなど、サッと取り出せる場所にボールペンを持っておくと安心です。とっさになにかしらの記入を求められた際にもスマートに対処できます。

マスク

感染症の流行により、今では外出時にマスクをすることが当たり前のエチケットとなりました。相手からマスクを外すように指示されるまでは(顔を見て本人確認など)、面接であっても付けたままにしておく方が無難です。

どうしても気になるようであれば、「マスクは外した方がよろしいでしょうか?」と一言、面接開始時に尋ねてみる手もあります。

面接用の服や靴

面接では受け答えや履歴書の内容も加味されますが、何よりも見た目の第一印象が大切です。ファミレスは客商売ですから、不潔だったり奇抜だったりする格好で臨んでは、内心で門前払いをされてしまうかもしれません。

服や靴など、一通り面接用に整えておきましょう。以下で、服装や身だしなみのチェックポイントをご紹介します。

ファミレスのバイト面接でおすすめの服装

ファミレスバイトの面接時の服装や身だしなみで大切なのは「清潔感」です。カッコ良さや可愛さではなく、社会人としてふさわしい恰好ができるのかが見られています。

男女別にポイントを見ていきましょう。

男性

男性の場合、襟付きで無地のシャツに、デニム以外のキレイめなパンツを合わせるのが王道です。服のカラーは明るすぎるものを避け、黒や茶色など落ち着きのある深めの色合いを選びましょう。

暗くなりすぎる場合は、シャツを白などの無地にするのも効果的です。靴は革靴が定番ですが、清潔感があればスニーカーもOKです。派手な柄やダボダボした服装、サンダルなど一般的に不適切とされる服装は避けてください。

また目にかかるほど長髪の方は、おでこが見えるようにセットして、暗い印象を避けるのもおすすめです。ファミレスによっては髪の長さやカラーにルールがあるお店もあるため、できればあらかじめ短めに整えておく方が良いでしょう。

女性

女性もなるべく落ち着いた色で優しげな印象のブラウスやシャツに、コットンなどのパンツを合わせるのがおすすめです。もしスカートで臨む場合は、派手な雰囲気とならないように丈は長めにしておきましょう。

面接では露出の多い恰好だと敬遠される傾向にあります。髪も男性ほど長さに気をつける必要はありませんが、なるべく清潔感が出るようにまとめておくと良いでしょう。

メイクもナチュラル気味で、あまりバッチリ決めた印象を与えるのは避けましょう。

ファミレスのバイト面接でのポイント

最後に、あらためて面接のポイントについて振り返りましょう。重要なのは、以下の5つのポイントです。

  • 「採用したら長く働いてくれる人」だと思ってもらうことが何よりも大切。
  • 想定される質問の答えを用意しておくと、リラックスして受け答えできる。
  • 面接では、自分から気になることを尋ねても失礼ではない。
  • 履歴書など持参物を忘れないように確認する。
  • 受け答えや持参物だけでなく、服装や身だしなみにもしっかりと気を配る。

採用してもらえるように、面接前には一つずつチェックしてみてくださいね。

ファミレスのバイトをおすすめ出来る方は?

ファミレスバイトはお客さんやバイト仲間と接する機会が多いアルバイトです。そのため「人と笑顔で話すことが好きな方」が向いています。

また、土日や祝日、年末年始などに働ける方はとても大切にされますので、「休日にバイトをすることが苦でない方」にもぴったりです。

飲食業と聞くとつらいイメージもありますが、シフトで休みが重なったときには一緒に遊びへ行くなど、仲間同士でワイワイ楽しみながらファミレスバイトをこなしている方もたくさんいます。

興味のある方は、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

まとめ

この記事ではファミレスバイトの面接について、ありがちな質問や持参物などをご紹介しました。ファミレスバイトの面接は難しいものではなく、清潔感のある格好で誠実に受け答えをすれば、

バイト初心者でも受かりやすいです。安心して応募してみましょう。また万が一落ちた場合も、単に自分よりも経験のある方が同時に応募していたり、お店側の希望とシフトが合わなかったりしただけかもしれません。

「身だしなみやマナーに違反はなかったかだけ再確認して、ほかのお店を受けてみましょう。